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カーボン熱交換器・円柱ブロック型
実績紹介
カーボン熱交換器・円柱ブロック型
化学工業
塩酸吸収塔
P側:HCl+2塩化エタン、30℃→20℃
30℃のガス吸収後、20℃まで冷却
S側:冷却水 5℃→10℃
機器詳細:GIC216T-(8+1)B
伝熱面積:4.88m2
老朽化した塩酸吸収塔(他社製のカーボン製ポリブロック型熱交換器)があり、
同等機器での設計依頼があったが、詳細仕様が不明であったため
外観寸法より伝熱ブロック型式と個数を推定して設計対応した。
プロセスガスに2塩化エタンが含まれており、フェノール含浸カーボンでは耐食性がなく、
PTFE含浸カーボンブロックにて納入した。
吸収塔の場合、ブロックの上部にディストリビューターブロックが取り付けられている。
本ディストリビューターブロックは薄膜降下による吸収効率が高まるよう、特殊な加工を施してる。
問題なく稼働中。