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製品Q&A
製品Q&A
一般的な知名度が決して高いとは言えない当社製品ですが、製造現場を中心に実は様々 なシーンで広く活用されています。
そんな当社製品をより詳しくご理解いただくために、お客様からよせられる代表的なご質問を まとめ、簡単な解説と共にご説明させていただきますので、興味がある方は是非一度ご覧い ただき、各製品に対する理解を深めていただければ幸いです。
導入メリット、特徴は?
日本製の他社(主に川機械・エレポン)ホースポンプとどう違うのですが?
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・ホース寿命が長い(他社は1,000時間未満が多い)
・潤滑オイルを入れている(ホース寿命をのばす為、回転発熱の冷却の為)
・プレッシングシュー方式の為、吐出圧力に応じた調整が可能(他社のローラー方式では不可能)
・ポンプとモーター付き減速機をダイレクトで接続の新構造タイプがある
NPSHについて
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ポンプの入口において液体のもつ押込みの力を「NPSH:Net Positive Suction Head」と言います。
NPSHとは、ポンプの運転に際し「キャビテーション」が発生するか否かを事前にチェック出来る数値で、単位はmで表します。
NPSHにはAvailable NPSH(有効なNPSH 、装置側)とRequired NPSH(必要なNPSH、ポンプ側)があります。
通常、NPSHa≧NPSHr×1.3となっていればキャビテーションは発生することなく正常に運転できます。
通常、ポンプが液を吸込む現象はポンプケーシング入口部で内圧を負にする事(NPSHr)により液が大気圧により押込まれる事(NPSHa)です。
この押込圧力は吸上げ高さ・配管内摩擦損失等を差し引いてもケーシング内圧より高くないと押込むことが出来ずキャビテーションが発生して送液が出来ない事になります。