カーボン(グラファイト)熱交換器
特長
カーボン熱交換器について
グラファイトインディア社(GRAPHITE INDIA L.T.D.-GI)は1964年に米国カーボン(グラファイト)メーカーの協力の基に設立され、1984年にはフランスのVicarb社と技術提携し、インドではじめてカーボン(グラファイト)機器の製作を開始いたしました。
GI社のIGE部門(Impervious Graphite Equipment Division)では電極工場から供給されるカーボン(グラファイト)材から、カーボン熱交換器及び関連システム機器の一貫した設計、製作をしています。
1994年にVicarb社との提携を解消し、以来独自の技術でヨーロッパ、中東アフリカ、東南アジア、アメリカ等35ヶ国に輸出をし、世界の主要なカーボン機器メーカーとして発展しています。
1.耐食性、耐熱性が抜群
含浸剤として2種類の樹脂があります。フェノール樹脂とテフロン®PTFE樹脂です。特にPTFE含浸は気密テストでリーク“ゼロ”です。
カーボンは農薬、製薬、リン酸、レーヨン、PVC/VCM、ソーダー塩素、染料や中間体、鉄鋼酸洗、銅精錬などの製造設備で腐食性液、ガスを扱う際の機器に理想的な素材です。
用途としては塩酸、硫酸、フッ酸(フッ化水素酸)等の加熱、冷却はもちろん、蒸発凝縮用に使用でき、ヒータークーラー、ベーパライザ、コンデンサーとしてご利用頂けます。
カーボン(グラファイト不浸透性黒鉛)の特性
● 密 度 / 1.902g/cc
● 引張強度 / 25.6N/mm2
● 熱伝導率 / 100-130W/m℃
● 使用温度 / フェノール含浸カーボン:170℃ テフロン®PTFE樹脂:230℃(ブロック型熱交換器のみ)
2.信頼される品質の高さ
■材料
GI社はカーボン熱交換器に必要なカーボン素材、カーボンパイプやフェノール樹脂のような主要な原材料はGI社の他部門でつくられております。これにより原材料の段階から最終製品の品質が保証されます。
■製作設計
GI社はLloyds Register(ロイズ船級協会)、Stoomwezen(オランダ)、SVTI(スイス)、SGS、UHDE、Technimont、Kvaerner Powergas、Tata Consultancy Engineers、Jacobs、TUV、Bureau Veritasなどのエンジニアリングコンサルタントや第三者検査機関と協力関係にあります。
GI社の機器はAD Merckblatter、Stoomwezen、ASMEやイギリス工業規格のような国際的な基準を満たす設計に基づき製作されます。
■サービス
GI社は、カーボン熱交換器において非常に短期間で対応可能な有能かつ経験豊富な技術とアフターサービスの提供が出来ます。
備考
テフロン®はデュポン社登録商標
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